本日、この本を読み終えました。

 

『日本人の働き方の9割がヤバい件について』

谷本真由美(@May_Roma)著、PHP研究所

 

元国連職員でイギリス在住の著者が、日本人の働き方がグローバルな世界の中でいかに取り残されているかについて、いろんなデータを基に持論を展開しています。

 

 日本の終身雇用や年功序列制はすでに崩壊していること。

 海外では職場を移り変わるのが当たり前であること。

 そのためには「自分商店」にならなければならないこと等々。

 

どれももっともらしく書かれており、さすがグローバルに活躍する人は考えることが違うなーと一見思えます。

 

でも。

すべての日本人が「自分商店」になれるのでしょうか。

すべての日本人が英語をマスターする必要があるのでしょうか。

 

先日のエントリーで書いたとおり、日本国内の対面のサービス業はGDPの7割を超える現状がある訳で、これらの主にケアワークに携わる人たちはグローバルではなくローカルに即した働き方を志向すべきです。

 

もちろん、金融やIT・製造業といったグローバルに戦う分野で勝負する人たちにとっては、会社に依存しない働き方をすべきなのは言うまでもありません。自分が誰を相手に仕事をするのかを認識しておかないと、ときどき変な勘違いをする恐れがあります。

 

本著のような煽り系のタイトルに惑わされず、自分の立ち位置をしっかりと見極めた上で然るべき行動を取っていくようにしましょう。